ドイツ刃物襲撃事件、容疑者を逮捕 イスラム国が犯行声明
(VOVWORLD) -ドイツ警察は西部ゾーリンゲンで起きた刃物による襲撃事件の容疑者を逮捕しました。ノルトライン・ウェストファーレン州のレウル内相が24日、公共放送連盟「ARD」に明らかにしました。
(写真:Getty Images/TTXVN) |
事件は23日夜、フェスティバルの最中に発生しました。3人が死亡し8人が負傷しました。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出しました。
レウル氏は容疑者の男は難民施設に所属していたと述べました。
ISはメッセージアプリ「テレグラム」で、男は「イスラム国の兵士」で、「パレスチナをはじめとする世界中のイスラム教徒のために復讐として攻撃を実行した」と主張しました。根拠は示しておらず、容疑者とISとの間に密接な関係があるかどうかは不明です。
ノルトライン・ウェストファーレン州のウエスト首相は「この攻撃はわが国の心臓部を襲った」テロ行為だと述べました。
デュッセルドルフ検察当局のマルクス・カスパーズ氏は、ほかに動機が不明で被害者は互いに無関係とみられることから、テロの可能があるとの認識を示しました。(ロイター)